犬の毛玉を防ぐ方法とは?毛玉ができやすい場所と条件もチェック!

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こんにちは!
トリマーのpomuです!

 

長毛犬を飼っている人は、一度は毛玉やもつれに悩まされた経験があるのではないでしょうか?

 

  • いつも同じ場所に毛玉ができる!
  • 定期的にトリミングサロンに行ってるのに毛玉ができちゃう!
  • いつも毛玉料金が発生してしまう・・・

 

なんて事ありませんか?

 

ぽてち
そうなのよ、気が付いたら毛玉があるのよね~

 

とちぎ
できれば毛玉は作りたくないよね~

 

 

大丈夫!どんな犬種でも、毛玉やもつれは防ぐ事ができます!

 

今回は、犬の毛玉を防ぐ方法についてを書いていきます。

 

愛犬に毛玉ができてしまうのを防ぎたい方はもちろん、いつも愛犬の耳や尻尾や体に毛玉ができてしまう、ブラッシングしているのに毛玉ができてしまう、トリミングサロンで毛玉料金が発生してしまうという方は、ぜひ参考にしてみてください♪

 




犬の毛玉ができやすい場所と条件は?

 

毛玉を防止するには、なぜ愛犬に毛玉が出来てしまうのかを知る事から始めましょう!

 

長毛犬や毛量の多い犬種は基本的に毛玉やもつれが出来やすいのですが、その子のライフスタイルやカットスタイルが関係して毛玉やもつれが出来やすくなっている部分があるというケースがあります。

 

元々毛玉ができやすい場所と、ライフスタイルなどが関係して毛玉やもつれが発生しやすくなってしまう例をいくつか書いていきます。

 

1よく動かす部分や擦れる部分は毛玉ができやすい

 

常に動いている部分は特に毛玉ができやすい!

こんな所に毛玉ができていませんか?

 

  • 耳の後ろ
  • 脇の下
  • 太ももの内側
  • 股の部分

 

これらの箇所は毛同士が擦れて絡まりやすく、毛玉がある率が高め!

毛量が少ない犬や毛を短くカットしていても、もつれや毛玉があることがしばしば。

 

ぽてち
大きな毛玉がないときでも小さな毛玉が隠れているときがあるよ!

 

 

2毛量が多い部分はもつれやすい

毛量の多い犬の画像【シェルティー】

 

部分的に毛の密度が高い部分(耳や尻尾やお尻など)のある犬種は、その部分の毛同士がもつれやすいため毛玉が発生しやすいです。

 

体には毛玉はないけれど、耳と尻尾やお尻に毛玉がある子もよく見かけます。

 

トイプードルやビションフリーゼなどは毛の密度が高く、更に毛がウェーブしていていますので、体全体に毛玉が発生しやすい毛質になっています。

 

 

3毛を伸ばしている部分は毛玉になりやすい

 

  • 耳や尻尾など、部分的に長く伸ばしている所がある
  • 足の毛を長めにしている(ブーツカットなど)
  • 頭の毛を伸ばしている(アフロカットなど)
  • お尻の毛がフサフサしている
  • トイプードルやビションフリーゼで体の毛が2cm以上ある

 

このように、体の毛は短くても部分的に毛を長くしている場合はその部分が毛玉になりやすいです。

 

ぽてち
ブーツやアフロはパッと見は毛玉がなさそうでも、毛をかきわけると毛玉が潜んでいることがあるよ!

 

 

 

4常に洋服を着せている

洋服を着ているトイプードルの画像

 

何日も洋服を着せっぱなしにしていると、本来抜け落ちるはずだった抜け毛が洋服によって抜け落ちる事ができず、今生えている毛に絡まってしまいます。

すると毛同士がもつれてしまい、次第に毛玉へと成長してしまいます。

 

とちぎ
洋服で隠れている部分や袖口の部分は要注意!

 

 

 

5耳にリボンを着けている

耳にリボンをしているトイプードルの画像

 

犬の耳にリボンを着けたままにしておくと、結ばれた部分と周りの毛が絡まってしまい、毛玉になってしまう事があります。

次のトリミングまでリボンを着けててくれているわんちゃんもいるのですが、高確率でその部分が毛玉になっています・・・。

 

何かオシャレがしたいな~という場合は、バンダナやチョーカーがおすすめです!

バンダナやチョーカーを着けてくれるお店は多いので聞いてみてくださいね♪

 

ぽてち
リボンは1週間くらいしたら外してOKだよ!

 

 

6次のシャンプーやカットまで間隔が空く

 

前回のトリミングから三か月以上経っていると高確率で色んな所に頑固な毛玉が出来ているケースが多いです。

ブラッシングでほぐせる場合もありますが、そうでないケースが多く、その場合はバリカンをかけて全身の毛を短くします。

 

ぽてち
毛玉を根元からバリカンで少しづつ取っていくよ!羊の毛刈りみたいな感じだよ!

 

 

7自宅でシャンプーをしている

 

シャンプーの後の乾かし方が原因で毛玉やもつれが出来てしまうケースもあります。

 

毛全体をしっかりと乾かせていないと毛同士がくっついた状態(束のようになっている感じ)で乾いてしまい、そこがもつれになり毛玉になってしまう事があります。

 

ブラシをしないで乾かした様子

犬の毛をうまく乾かせていない様子

 

ぽてち
このまま乾いたら毛玉街道一直線だ!

 

 

毛をほぐしながらしっかりと乾かすと毛玉やもつれ防止になりますので、自宅でシャンプー&乾かしをする際にはぜひ正しい乾かし方をやってみてください

 

 



毛玉を予防するためにできる4つのこと

 

犬の毛玉を予防するためには、定期的にトリミングサロン(月に一度など)に行ったりブラッシングをするのが効果的ですが、その他にも毛玉やもつれを防ぐために飼い主さんが愛犬のためにできる事は色々とありますので、ライフスタイルに合わせて無理なく実践してみてくださいね♪

 

こまめにブラッシングをする

スリッカーブラシで犬をブラッシングしている様子

 

犬の毛玉やもつれを防ぐのにはこれが一番効果的!

 

愛犬の毛玉がよくできる部分または全身にブラシ(スリッカーブラシまたはコーム)を通します。

 

できれば毎日だと効果的ですが、毎日が難しい場合は数日に1度または週に1度はブラシで梳きほぐしてあげましょう。

 

ぽてち
毛が5cm以上の長い部分にはコームを使うとやりやすいよ♪

 

 

トイプードルやビションフリーゼなどの毛量が特に多い犬種や、ブラッシングをしているのに気づいたら毛玉ができてしまう場合は、スリッカーブラシを使った毛玉予防のブラッシング法をやってみてください

 

スリッカーブラシを初めて使う場合はこちらの記事を参考にしてみてください

 

 

また、どの犬種もブラッシングをするときには、このようなブラッシングスプレーを使用すると毛玉が発生しにくくなります。

ブラッシングスプレーの参考画像

出典:エーピーディーシーグルーミングスプレー

 

トリートメント効果と静電気防止効果で、毛のもつれを防いでくれますよ♪

 

ぽてち
毛玉ができやすい所にだけシュッとかけてブラッシングをしてみてね!

 

 

そして、ブラシに付いた毛は可愛く再利用する事ができます♪

大量に毛が抜けて、捨ててしまうのはなんだかもったいないな~と思ったらこちらのページを参考に、愛犬の毛を再利用してみてください

 

 

中にはシャンプーなどはせずにブラッシングだけやってくれるトリミングサロンもあるので、自宅でのブラッシングが難しい場合はサロンでやってもらいましょう!

 

 

毛を短くする

 

毛が長くて毛玉になりやすい部分は、思い切って毛を短くしてみるのも良いと思います。

 

中には、毛玉対策のため脇やお腹周辺の毛はガッツリ短くしてください!というオーダーをする方もいらっしゃいます。

 

いきなりさっぱりしてしまうのが不安でしたら、今よりも少し短めにしてみて、毛玉が出来ないか様子を見てみるのも良いですね◎

 

ぽてち
長さを変えたくない場合、耳や尻尾だったら毛をすいてもらう事ができるから、トリマーさんに相談してみてね!

 

 

洋服を着る時間を減らす

 

洋服を着ていると今生えている毛に抜け毛が絡まったり、毛同士がくっついてもつれになってしまいます。

洋服を着ている部分が毛玉になりやすい場合は、なるべく長時間着せないようにしてみましょう。

 

とちぎ
脱がすのが難しい場合は、数日に一度ブラッシングして抜け毛を除去したり毛をほぐしてあげよう!

 

 

 

トリミングサロンのオプションをやってみる

 

トリミングサロンにはシャンプーカットコースの他に様々なオプションやサービスを実施している所があります。

 

  • 泥パック
  • トリートメント
  • 炭酸泉温浴

などがあります。

 

これらは皮膚や被毛に栄養を与えてくれたり静電気を抑制してくれたりするので、もつれや毛玉予防に繋がります。

 

オプションにはもつれや毛玉ができにくくなる他にも嬉しい効果があります。

 

例えば

  • 血の循環を良くする効果
  • 皮膚や被毛の健康状態の維持
  • 皮膚の汚れを毛穴から取り除いてくれる
  • 毛をふんわりさせる
  • 体臭を予防する

などなど!

 

どのオプションにどのような効果があるのか、愛犬にはどのオプションが向いているのかは、サロンに聞いてみてくださいね♪

 

ぽてち
定期的に続けると効果的だよ♪

 

 

さいごに

 

頑固な毛玉や大量の毛玉はブラシでほぐすのに時間がかかるため、わんちゃんに負担がかかってしまいます。

その負担が記憶に残り、ブラッシングが苦手になってしまう犬もいます。

 

毛量の多い犬種、トイプードルやビションフリーゼ、その他の犬種でも「あ、いつもここに毛玉ができるな~」と感じたら、毛玉やもつれが出来る前に、無理のない範囲で定期的なブラッシングまたは上記の対策をしてみてくださいね♪

 

毛玉やもつれが体にあると皮膚の通気性が悪くなり、皮膚トラブルに繋がる場合もあるので、皮膚や被毛、体の健康のためにも定期的なブラッシングをおすすめいたします。

 

わからない事などがありましたらTwitterまたはメールにてご連絡くださいね!

 

少しでもお役に立てたら嬉しいです♪

 

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