こんにちは!
トリマーのpomuです⭐
トリマーのpomuです⭐
前回は犬のペットホテルでの過ごし方と、帰宅後に下痢をする理由についてを解説しましたが、今回は犬をゲージに入れっぱなしにしない、ゲージフリータイプのペットホテルについてを解説していきます。
犬をゲージに入れないタイプのペットホテルはゲージフリー、ゲージレスタイプと呼ばれており、ゲージに入れっぱなしが嫌、愛犬は自由にさせてあげたいという方に人気のタイプになっております。
- 犬を自由にさせているペットホテルとはどんな所なのか?
- ゲージフリー、ゲージレスの良い部分と悪い部分は?
- 預けている間に犬同士のケンカは起きないのか?
- どんな性格の犬に向いているのか
など、このような心配が少しでも軽くなるように、実際にゲージレスのペットホテルに務めている経験をもとにゲージレスタイプのペットホテルのメリットとデメリットについて詳しく解説していきます。
目次
ゲージに入れないタイプのペットホテルのメリットとは?
ゲージレスのペットホテルの最大のメリットは、犬たちが自由に動けること♪
テクテク歩いたり走ったり隠れたり、色んな犬の匂いを嗅いだり触れ合ったり、日向ぼっこをしたりスタッフと遊んだりお客さんをお出迎えしたり・・・。
それはそれはもうやる事がいっぱい!
ゲージの中では出来ない事がいっぱいです♪
ゲージレスのペットホテルのメリットをもっと詳しく書いていきますね!
ゲージレスのペットホテルのメリットその1.クン活が楽しい
お店に来たとたん、クンクンと匂いを嗅ぎまわり、いわゆるクン活が始まります♪
床や敷物についた知らない犬の匂いを嗅いだり誰かがマーキングした場所を確かめたりトリミング中に床に落ちた毛の匂いを嗅ぎに来たり、スタッフの靴やズボンの匂いをかいだり、お昼休憩のスタッフのご飯の匂いをかいだり・・・・
もう大忙し!!笑
クンクンテクテクと楽しそうに歩き回る姿はとても可愛いです♪
ぽてち
匂いをかぐのだーいすき!!
ゲージレスのペットホテルのメリットその2.他の犬と触れ合える
店内には他のわんちゃんがいっぱい!
大型連休の時期はペットホテルは特に混むので、多い日で10頭くらいの様々な犬種のわんちゃんがいます。
平日、ホテル利用のわんちゃんがいなくてもトリミングに来ているわんちゃんが何頭かいるので一人ぼっちになるという事はないでしょう。
犬同士お互いのお尻の匂いを嗅いで挨拶をしたり鼻と鼻を合わせてみたり毛の匂いを嗅いでみたり、並んで日向ぼっこをしてみたり、お散歩の時間ではみんなで一緒にお散歩へ行ったり♪(1頭ずつの場合もあります)
やんちゃな性格同士では、あそぼ!ワンワン!ぴょんぴょん!クルクル!ズドドドドド!と走り回って楽しそうな姿を見せてくれます。
また、中にはイタズラっこの犬に「ワン!」と一喝して犬界の厳しさを教える子もいました笑
普段会う事がない犬とのコミュニケーションも、たまには良いですね♪
ゲージレスのペットホテルのメリットその3.スタッフが遊んでくれる
ゲージに入れるタイプのペットホテルでもスタッフは遊んでくれまが、ゲージフリーですといつでもスタッフの傍に行けるのでスタッフと触れ合ったり話しかけてもらえる時間が多いです!
私はトリミング中などに犬が足元に来るとついつい撫でてしまいます♪
スタッフが歩くとその後を着いて行ったり、ねぇねぇと足に寄りかかってみたり、甘えん坊な性格の子はスタッフの傍にいる事が多いです♪
スタッフの手が空いているときにはおもちゃで遊んでもらえたりもします!
人と触れ合える機会が多いので、遊ぶの大好きな子、寂しがり屋さん、構ってもらうのが大好き、誰かとくっついていると安心するタイプの犬にはぴったりだと思います♪
ゲージレスのペットホテルのメリットその4.自分の落ち着ける場所を選べる
店内を自由に移動できるので、自分の落ち着ける場所を探してそこで一休みする事ができます。
ちょっと落ち着きたいとき、寝たいとき、苦手な性格の犬がいるときなどには自分の落ち着ける場所にいると安心できますね。
常連の子は自分の場所が決まっていて、いつもそこに居たり、疲れたら「いつもの場所」で休憩したりしています。
また、お日様が当たる時間は窓の近くで日向ぼっこをしたり、暑い日はクーラーの効いている所に来たり、寒い日はヒーターの近くに来たりと、過ごしやすい場所を選んでくつろぐ姿も見られます。
ゲージに入れないタイプのペットホテルのデメリットとは?
自由で楽しく過ごせるゲージフリーのペットホテルですが、やはり様々な性格の犬がいるので何が起きるかわからないというのが心配な点でもあります。
また、他の犬が苦手な子にはストレスになってしまうことも。
以下にゲージフリーのペットホテルのデメリットになる点を詳しく書いていきます。
ゲージフリーのペットホテルのデメリットその1.他の犬と喧嘩をする恐れがある
様々な性格の犬が同じ空間に居るので、ごくごく稀に犬同士でケンカをしてしまう事があります。
犬同士の喧嘩を防止するために、見るからに気性の荒い犬や、ケンカっ早い犬、大型犬はゲージに入ってもらったり部屋を分けたりと何らかの対策をしますが、普段大人しく見える犬でも本当に相性が合わないといきなりケンカが始まってしまい、ケガをしたりさせたりする恐れがあります。
ゲージフリーのペットホテルのデメリットその2.他の犬や知らない人が怖い子にはストレスになってしまう
ゲージレスのペットホテルは他の犬が苦手な子や極度に怖がりな子、他の人間が怖いという性格の犬にとっては見知らぬ犬や人間の存在がストレスになってしまう場面が多いと思います。
他の犬が怖くて棚の隙間に入ってしまったり、隅っこでブルブルと震えてしまったり、飼い主さん以外の人間を怖がってしまう犬はスタッフが近づくと逃げ回ってしまいます。
そういった犬たちには人や犬の出入りが少ない部屋に移動したり、一人で落ち着けるようにゲージに入ってもらったりしてその犬に会った過ごし方ができるよう工夫します。
ぽてち
問題が見られたらその都度スタッフが対処をしてくれると思うよ!
ゲージフリーのペットホテルのデメリットその3.脱走の心配がある
脱走対策はお店側は必ずしていますが、ジャンプ力があまりにも高くて柵を飛び越えて脱走してしまったという話を聞いたことがあります。
このお店の対策は大丈夫かな?など少しでも不安がある場合は、どんな対策がしてあるのかを一度確認してみると安心できると思います!
そして、万が一脱走してしまっても見つかりやすくなるように迷子札を付けておく事をおすすめいたします。
人気でおしゃれな迷子札はこちらからチェックfa-arrow-down
ゲージフリー、ゲージレスペットホテルに向いている犬は?
ゲージフリー、ゲージレスのペットホテルに向いている犬は、ドッグランや犬が集まる場所や他の犬と会ったときに問題なく過ごせる子です!
もしそういった場所へのデビューがまだの子でも、気性が荒くなかったり極度に怖がりでなければ大丈夫!
社交性の勉強にもなると思うので、成長への第一歩としてぜひ利用してみてください♪
うちの子は大丈夫かな?と不安であればその旨をスタッフに伝えておけば気にかけて様子を見てくれると思います。
もし不安な部分が多かったり持病がある場合は、それをメモに書いて渡しておくと口頭での伝え忘れを予防できるのと、スタッフ側も確認のため何度も読む事ができるので有難いです!
通院履歴、薬を飲んでいる場合や知っておいてもらいたい事柄を細かく書いておきたい場合はこのような愛犬専用の手帳に書き込んでおくと便利ですfa-arrow-down
とちぎ
飼い主さんが安心できるためにも、愛犬がどんな子なのか細かく伝えておこう♪
ゲージフリー、ゲージレスのペットホテルが見つからないときは?
愛犬をゲージレスのペットホテルの預けたいけれど近所になかったり、予約で埋まっていて希望のホテルに泊まれない事があると思います。
そのようなときは、ゲージレスのように自由に歩き回るタイプのペットホテルでなくても、遊ぶ時間がしっかり決まっていたり、お散歩を長めにしてくれたり、時間ごとに犬をゲージから出す時間を設けてくれたりと、ゲージに入れっぱなしにならないように、犬が退屈しないように考えてくれるペットホテルを利用してみましょう!
また、ゲージに入れるタイプでも広めのゲージに入れてくれるペットホテルを利用するのも良いですね◎
ぽてち
広さがあれば小型犬ならのびのび過ごせるかも!
どんなときにゲージから出してくれるのか、犬が退屈しないように何をしてくれるのか電話で確認してみるのも良いですし、お店の口コミや、実際に利用した人の話、お店のブログなどを確認して、少しでも愛犬が楽しめるようなホテルを選んであげられたら良いですね!
さいごに
自由に歩き回れて遊べて楽しいゲージレスのペットホテル♪
知らない匂いを嗅いで頭を使って、知らない犬と遊んで体も使って、意外と疲れてしまうかもしれませんが、一晩寝れば大丈夫!
思いっきり遊んで楽しく過ごしてね!
ペットホテルでの犬たちはどう過ごしているのか、帰宅後に下痢をしてしまう理由についてはこちらからfa-arrow-down
ゲージタイプでもゲージフリータイプのホテルでも、愛犬と飼い主さんが安心して預けられる、信頼できる、そんなペットホテルが見つかる事を願っています。
預けなくても大丈夫!
一緒にお泊りできる場所もたくさんありますよ♪
一緒にお泊りできる場所もたくさんありますよ♪
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