トリマーによる自宅でのセルフトリミングの様子を大公開

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こんにちは!

トリマーのpomuです⭐

 

我が家の愛犬のトイプードルのシャンプーとカットをしたので、その様子とトリミングの流れを公開します!

 

動画では、これらの様子を見る事ができます

  • 爪切り
  • もつれ取りのブラッシング
  • ドライヤー

 

今回のモデルはトイプードルですが、トイプードルに限らずどんな犬種でも対応しているやり方になっていますので、自宅でのセルフトリミングを考えている方の参考にもなると思います!

実際に使用した道具も載せておきます♪

 




セルフカットをする前の愛犬の様子

 
 
今回のモデルはトイプードルのとちぎくん!
こちらはトリミング前のモサモサなとちぎくんです
 
 
 

ぽてち
眉毛がとんでもないことになってるじゃないか!
 

 

トリマーらしからぬほったらかし具合です。

 

目頭や目の上の毛は目に入らないように、伸びてきたな~と思ったときにはちょこちょこ部分カットをしています。

お顔の部分カットのやり方についてはこちらで詳しく解説しています

 

 

これをしていなかったら今頃は目の周りが更にとんでもないことになっていたでしょう。

 

とちぎ
どうかと思う!

 

 

今回のカット内容は短すぎないサマーカットに決定

 
さてさて今回のセルフカット内容は
 
  • 体と足は8ミリのバリカンをかける
  • 顔は体の毛の長さに合わせる
  • 口周りはスッキリめに
  • 耳は耳フチに沿って短く
  • 尻尾は体に合わせて丸く短く
 
短すぎないサマーカットスタイルです♪
(バリカンのミリ数は、犬種により残る毛の長さが異なります)
 
 
このスタイルにする理由は2つあって、我が家では洋服を着せる事が多く、更にとちぎくんの毛質は柔らかめという事もあり毛玉になりやすいのです。
 
そしてこれを書いているのは6月で、だいぶムシムシしてきました。
 
暑さ対策と毛玉防止という事で、このスタイルに決めました!

ぽてち
毛玉になりやすい子は下の記事に書いてあるブラッシングのやり方をすると毛玉ができにくくなるよ!

 

 

 

セルフトリミングステップ1.足裏の毛のカットをする

 
 

トリミングの始まりは足から!

まずは足の裏に生えている毛をカットしていきます

 

とちぎくんは前足のカットを嫌がるので、後ろ足からやっていきます!

毎度お世話になっているミニバリカンで肉球の間の毛を刈り取っていきますよ~!

 

後ろ足のバリカンの保定のやり方

 

足裏バリカンで大事なのは保定。

愛犬を優しく、ときにしっかり支えてあげます。

 

後ろ足の場合、片手でお腹を下から支えるようにしてバリカンをかける方の足を持ち、体が動かないように保定しながらやっていきます!

 
そして関節に沿って曲げて足を持ち、バリカンをかけていきます

前足のバリカンの保定のやり方

 

背中から見て右側の前足の場合、両手で抱え込むようにして動きを抑えつつバリカンをかけていきます

イヤイヤしていたので、ささっと終わらせました。
(おうちトリミングの場合は全部綺麗に刈り取らなくても大丈夫!だいたいでOKです)
背中から見て左側の前足の場合は、左手で愛犬の足を持ち、関節に沿って曲げてバリカンをかけていきます
こちらは更に嫌がっていたので、無理やり足を引っ張らないように軽く曲げ、肉球にかかっている毛をちょちょいっとカットして終わりにしました。
大体こんな感じで、肉球の間の毛と肉球にかかる毛を取ってあげればOKです
 
このときに、刈り残しがあっても大丈夫です♪
乾かしたあとにまたバリカンをかけて仕上げをすると、綺麗に仕上がりますよ!
足裏バリカンについてはこちらにも書いてありますので、ご覧ください♪

 

 

 

セルフトリミングステップ2.爪切りと爪やすりをする

 
爪にかかっている毛を払い、狙いを定めてパチンパチンと切っていきます。
後ろ足になりますが、爪切りの様子を載せておきます。
爪を切っているときの動画

 

 
ちょいちょい嫌がっていましたが、頑張ってくれました♪

とちぎ
どうも足の先って苦手なんだよね~
 
 

pomu
前足の先が苦手な子は意外と多い!
なので後ろ足からやっていくのがポイントです♪
 
爪切りについてはこちらの2つの記事で詳しく解説してあります♪
犬用の爪切りの種類と選び方について
初心者に優しい犬の爪の切り方

セルフトリミングステップ3.耳の掃除をする

 
本来ならこのタイミングでお耳の掃除をするのですが、前回ぽてちのカットをした日についでに掃除したので、今日はスルーしちゃいます笑
とちぎくんはお耳の汚れがほとんどないので、耳の中に生えている毛を少し抜いてから、イヤークリーナーを浸した綿棒で耳の中をさっと拭く程度でおしまいです!
犬の耳の汚れについて
イヤークリーナーの選び方

セルフトリミングステップ4.毛のもつれ・毛玉を取る

シャンプーの前にざっくりと毛をカットしていきます!
乾かしたあとに綺麗に整えていくので、本当にざっくりとやっていきます♪

pomu
事前に毛をカットしておく事により、シャンプーの節約・ドライヤーの時短・仕上げにかかる時間の短縮に繋がります♪

 

 

バリカンを使ってざっくりと短くするのですが、もつれがあるのでバリカンの刃が通らない!

そのようなときは、もつれや小さい毛玉を取るために軽くブラッシングしていきます!

 

左手で毛並みに逆らって毛を倒しながら、右手で毛の根元からスリッカーをかけてもつれを取っていきますよ~

毛のもつれを取っているときの動画

 
 
コツとしては、ブラシのピンが皮膚にあたらないように皮膚とブラシが平行になるようにブラッシングすること、そしてあまり力を入れ過ぎないことです。

セルフトリミングステップ5.シャンプーの前にざっとバリカンをかける

スリッカーでだいたい梳かしたら、8ミリのバリカンである程度短くしていきます!

 

使うのは年季の入ったスピーディクのペット用全身バリカン

こちらのタイプは今はもう販売していません笑

 

これに8ミリの替え刃を装着します。

 

 
 
 
年季の入ったこのバリカン笑
そろそろ買い換えたいけど愛着があって中々手放せません!
学生時代のときの思い出が詰まっています。
胴体と足と尻尾に、毛並みに沿ってバリカンをサッとかけます。
するとこんな感じになりました
 
 
このときは丁寧に毛を揃えなくても大丈夫!
ドライヤーをかけて毛がふんわりしてから、仕上げにもう1度バリカンをかけます♪
そして床には大量の毛が!!!
 
 
今までありがとう!

セルフトリミングステップ6.シャンプをしてドライヤーをかける

 
シャンプーをして、タオルで体を拭いて・・・(省略しすぎですみません)
ドライヤーで乾かしていきましょう!
私が使っているのはペット用ではなく、人間用のドライヤー。
ハンドドライヤーを胸元に入れて、両手をフリーにして乾かしていきます。
どのようにやるのかは、こちらの動画を見てみてください
 
犬に人間用のドライヤーを使うには注意点があります。

 

人間用のドライヤーは犬には温度が高すぎるため、同じ箇所に風をあて続けるとやけどをしてしまう恐れがあります。

 

  • 温風と冷風を使い分けて風が熱くなりすぎないようにする
  • スピーディーに仕上げてあげる
  • 場所を少しづつ変更しながら乾かす

 

熱くならないようこれらを意識しつつ、一か所に温風があたりすぎないようにしてあげましょう。

犬に人間用のドライヤーを使うメリット・デメリットについてはこちらにも詳しく書いてあります
さて、こちらはドライヤーを終えたとちぎくん
 
お顔が爆発しています笑
耳の中が濡れていますので、乾いた綿棒で軽くふき取り、ドライ作業はおしまいです!

 

サロン帰りのようにふわふわな仕上がりにするドライヤーのかけ方

 

 

セルフトリミングステップ7.バリカンとハサミでカットの仕上げをする

 
それでは、さきほどバリカンをかけた場所と同じ所(胴体・足・尻尾)にもう一度バリカンをかけて仕上げをしていきます!
もう一度バリカンをかけたら、このように体の毛が綺麗に揃いました!
 
足の関節や足先、尻尾などの細かい所はバリカンで綺麗に刈り取れないときがあるので、そこは無理にバリカンをかけずにハサミやスキバサミでカットして整えていきます。
足回りの簡単なカット方法についてはこちら
顔と耳にはバリカンはかけないので、ハサミやスキバサミで整えていきます。
カットのスタイルは各々で違うので詳しいやり方は省きますね。
お顔の簡単なカット方法についてはこちらをごらんください
さて、カットが終わり、とちぎくんはこんな感じになりました~!! 
 
鼻の周りを舐めまくりで、もうすでにベチャベチャです笑
全体的にすっきりさっぱりしましたよ♪
 
 
 
足先も短めなので、お散歩の後のケアもしやすい長さになっています。
 
耳を短くすることで、幼い印象になりました♪
 
 
とちぎくん、トリミングお疲れ様でした!
頑張ってくれてありがとうね♡

セルフトリミングで実際に使用した道具

 
今回使ったトリミング道具を、全て載せていきます。
爪切りで使った道具
爪切り
止血剤
(爪を切り過ぎたときに出る血をすばやく止血してくれる、爪切りのお供です)
爪やすり
足裏に使った部分用バリカン
全身用バリカンだと刃が大きいので、ケガ防止のためにも足の裏には小さめの部分用バリカンを使用しています。
初心者の方や、バリカンを使うのが初めてという方には更に小さめのバリカンで練習してみるのをおすすめいたします。
小さいけど問題なくカットできましたよ♪
ブラッシングで使った道具
長年愛用しているスリッカーブラシ。
もつれや毛玉のできやすい犬種や、毛量の多い犬種にぴったりです。
Mサイズが表示されているかもしれませんが、その場合は【他のサイズを探す】から探してみてください。
全身用バリカン
多くのトリミングサロンで使われているスピーディクのバリカン。
替え刃を付け替えることにより、好きな長さにカットする事ができます。
今回は8ミリの替え刃を使用しました。(犬種により残る毛の長さが変わります)
ドライヤー
私が使っているのは人間用のドライヤーで温度が高く、犬にはあまり優しくないため、誰でも安心して使えるよう犬用のドライヤーを載せておきます。
トリミングテーブル

 

トリミングテーブルと書きましたが、実際にはキャスター付きの三段チェストを使用しています笑

チェストには犬用の洋服・犬用タオル・トリミング道具などの犬用品を入れています。

 

トリミングをしたいときには普段置いている場所からトリミングをする脱衣所までガラガラ~と簡単に移動する事ができ、道具の出し入れも楽♪

トリミングテーブルを置く場所がない我が家にはぴったりです笑

 

ただちょっと低いので、四段にすれば良かったとちょっと後悔しています。

 

さいごに

セルフカットのやり方、流れとしてはだいたいどの犬種もこのような流れになりますが、犬が嫌がったりした場合は順序を変えて、やりやすいように臨機応変に対応する事もあります。
今この体勢をしているからここからやってみよう、立つのがしんどそうだから足の方は最後にやるなど、そのときそのときの犬の様子を見ながら無理なく作業をする事も大切です。
お互いに疲れてしまうようであれば休憩を挟んだり、できない部分は後日に回したりして、とにかくお互いにストレスを感じないように工夫してやってみてくださいね♪
また、どうしても無理な場合はトリミングサロンへ行って、実際にやってもらっている姿を見せてもらったり、どうしたらやらせてくれるかアドバイスをしてもらうのも良いですね。
この記事が少しでも何かの参考になりましたら嬉しいです。
セルフカット、愛犬ぽてちバージョンはこちら
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