【初心者向け】犬の足周りのカットのやり方とコツ

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こんにちは!
トリマーのpomuです⭐

 

犬の足周りの毛は意外とすぐ伸びるし汚れやすい!

 

次のトリミングに行くまでに時間があるし、自宅でカットしてあげたいという方は多いのではないでしょうか?

 

  • 足周りの毛が汚れてしまった
  • 毛が伸びてしまった
  • 足の周りが汚れてしまった

 

このような場合も自宅で何とかしたいですよね!

 

そこで今回は、自宅でも簡単に足周りの毛をカットできるやり方とコツを初心者の方でもわかりやすいように3つのステップにわけて解説していきます。

 

 

使うのはコームとハサミ(スキバサミでもOK)だけ!

 

今回の方法はシャンプーした後じゃなくても出来るので、いつでも気軽にチャレンジしてみてください♪

 




犬の足周りカットのやり方ステップ1.足先の表面の毛を整える

 

我が家の愛犬ぽてちくん(トイプードル)をモデルに説明していきます。

よろしくお願いします!

 

ぽてち
ごほうび期待してるよ!

 

 

まずは作業のしやすいよう、台に乗せます。

床でやっても良いのですが、台に乗せると犬の足先が自分の目線の高さに来るのでとても見やすく、カットがしやすいですよ♪

 

我が家はトリミングテーブルは使わずにキャスター付き三段チェストを台にしております笑

 

それではさっそくカットしていきましょう~!

 

まずは、コームを使って足先の毛を伸ばしていきます。

コームがなければ何らかの犬用ブラシで代用しても大丈夫です。

 

 

毛の流れに沿ってざっと梳かしていきます。

 

足先の後ろの方も梳かします。

 

梳かしながら、だいたいどのくらい切るのかを決めていきます。

 

ぽてち
どのくらいの長さにすれば良いのかよくわからない場合は、爪の先っぽより少し長め、または地面に毛が着ないくらいの長さに決めてみよう!

 

 

ざっと毛をとかし終えたら、早速カットしていきましょう!

 

さきほど決めたくらいの長さを頭に浮かべながら、足先の形に沿って切っていきます。

少しずつゆっくりと、ハサミを開きすぎないようにしてカットしていきます。

 

ここは念入りに形を作ろうとしなくて大丈夫!

だいたい形が整えばOKです。

 

 

 

足の後ろの方の毛を切るときは、ハサミが肉球に近くなります。

肉球を切ってしまわないようにハサミをゆっくり動かし、開きすぎに注意して慎重にいきましょう!

 

 

おおまかなフォルムが整ったら、切り過ぎを防ぐために一度切るのをやめます。

 

 

もう一度コームでとかし、隠れている毛を出します。

 

 

すると隠れていた毛がぽわぽわと出てきました!

 

 

はみ出たぽわ毛を先ほど整えた形に合うように、少しづつカットしていきます。

 

あとで仕上げをするので、この時点では綺麗に揃っていなくても大丈夫です♪

 

地面に着いてしまう毛や気になる部分のカット、おおまかなフォルムの形成が出来ていればOKです。

 

 

こんな感じで、すっきりさっぱりしました!

 

 

 

文章と画像だけではわかりずらいと思うので、これまでの一連の流れの動画を載せておきます

 

犬の足先カットのポイント
前足を嫌がる犬は意外と多いので、その場合は後ろの足からやってみる事をおすすめいたします。

 

 




 

犬の足周りカットのやり方ステップ2.足の裏の毛を揃える

 

表面の毛はだいたいカットできたので、今度は足の裏の毛を足先の形に沿ってカットしていきましょう!

 

※肉球の間に生えている毛はバリカンで予め処理してあります。

その様子とやり方についてはこちら➡セルフカットの手順と道具|足裏の毛をカットする

 

 

関節にそって優しく足を曲げます。

 

 

先程と同じように、コームで毛を伸ばしていきたいところですが、足裏は嫌がる子が多く、更に足を曲げているので表面のカットよりも少々やりにくいため、ここはコームを使わずに指で毛をのばしていきます!

 

 

どこが長いのかを見つつ、足先の形に沿って毛をつまみながら外側へ伸ばします。

 

 

さきほどカットしきれていなかった毛や、長い毛が出てくると思うので、足先の形にそって少しづつカットしていきます。

 

 

 

肉球を切ってしまわないようにハサミを少しだけ開き、ハサミの先の方で毛をつまむ感じでゆっくり慎重に落ち着いて切るのがケガをさせないためのコツになります。

 

 

こちらもだいたいのフォルムが整えばOK♪

 

 

足裏カットの一連の動画

 

犬の足裏カットのポイント

足裏は敏感なので、カット中にいきなり足を動かしてしまわないようしっかりと足を持ってあげてください。

また、ハサミを早く動かすと思わぬケガに繋がるため、ゆっくりと少しづつ動かしていきましょう!

 

 

犬の足周りカットのやり方ステップ3.最終仕上げをしよう

 

それでは仕上げに、もう一度足周りの表面の毛を切っていきましょう!

 

またまたコームを使って、隠れている毛や切りきれていない毛がないかチェックしていきます。

 

 

またもやぽわぽわと毛が出てきました!

 

 

もうフォルムは出来ていると思うので、ここでは出てきたぽわ毛をちょびっとずつカットします♪

 

 

 

後ろの毛もコームで梳かし、出てきた毛や気になった部分があったらカットします。

 

 

足先より上の部分に、こんな感じで飛び出ている毛があれば切っていきます。

 

 

形が整って、飛び出た毛が目立たなくなったら足周りの毛のとりあえずカットはこれにて終了です!

 

 

足先カットの仕上げの動画

 

 




 

 

犬の足周りカットのやり方のまとめ

 

足周りのカットの順番としては

  1. 表面をざっと整える
  2. 裏をざっと整える
  3. 表面を仕上げる

 

足の表から少しずつカットして、フォルムがだいたい整ったら足の裏の毛へ。

足の裏の気になる所がカットできたら仕上げにまた表面へ。

この順番にやっていけば初心者さんでも切り過ぎることなくカットできると思います!

 

そして足の表も裏も、コームや指で毛を出してから気になる部分を少しづつカットする

どこが伸びているのか&どのくらい切ろうかを考えながらコーミングしていくのが、切り過ぎや失敗を防ぐコツになります。

 

足周りの毛が伸びてきた、汚れたから切りたい!でもハサミでのカットは不安だし失敗しそうという方にはセニングシザー(スキバサミ)を使うのをおすすめします◎

ぼかしながらカットできるので、切りすぎや、パッツンとしたカット跡が残りにくいです。

セニングシザー

pomu
足先以外にも顔・耳・体・尻尾・全身どの部分のカットにも使えるのでとても便利です!

 

 

また、シザー(ハサミ)においては、ペットショップで売っているような安いものや、日常で使うようなハサミだと綺麗に切れません。

ジャリ!ジャキ!という切れ味のものは切ったときに断面が揃わずに、段ができてしまったりギザギザになりやすいです。

トリマー用のシザーは軽い力でサクサクと切れるので、毛の断面が揃いやすいですよ♪

 

初めは切れすぎてちょっと怖いかもですが

  • ハサミを開きすぎない
  • ハサミの先っぽで切る

を心がけていれば初心者さんでも大丈夫です。

 

普通の大きさのハサミは怖いというときにはこのような小さめのシザーを使ってみるのもおすすめです◎

 

 

この記事が、愛犬の足先の毛が伸びてきた、次のトリミングまで毛の長さが気になる、足が汚れてしまったときなどのお役に立てれば嬉しいです♡

 

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