こんにちは!
トリマーのpomuです⭐
今回はトイプードルの原産国や昔の様子、性格、カットスタイル、トイプードルが罹りやすい疾患、トイプードル専用のグッズなどなど、トイプードルについてを書いていきます!
トイプードルについて知ってる人も知らない人も、今日はちょっとおさらいをしてみませんか♪
目次
トイプードルの原産国
トイプードルの原産国はフランスとされており、現在トイプードルはフランスの国犬になっています。
しかしドイツが原産国という説もあり、詳しい詳細は不明なようです。
1949年にアメリカから3頭の黒いミニチュアトイプードル等が輸入され、日本での飼育が始まりました♪
昔のトイプードルは何をしていた?
プードルはもともと水の中で鴨などを狩る水猟犬でした。
その後、プードルは被毛のアレンジが利き、おしゃれが楽しめるとしてフランスの上流階級の間で人気な犬種となりました。
カットを楽しむ他に、香水をつけたり宝石を埋め込んだ首飾りをつけたりと、とてもゴージャスだったそうですよ♪
そしてその頃、ブリーダーが品種改良を重ね、小型のプードル「トイプードル」が作られました。
トイプードルの名前の由来
プードルという名前の由来は、ドイツ語で水たまりを意味する「プデル」が語源とされています。
泳ぎが得意で、水の中での活動(鴨の狩猟など)が多かったことから「水たまり」の言葉が選ばれたそうですよ!
プードルのポンポンカットには意味がある!
今はテディベアカットなど、もふもふのカットが主流ですが、昔はプードル特有の足先に丸いポンポンが付いてるカットが主流でした。
なぜかと言うと、あのカットは冷たい水の中から体の大切な部分を守るためのカットなのです!
心臓など大切な臓器がある上半身や、手足を動かすのに必要な関節部分は毛を残し、その他の部分はすぐに乾くように毛を刈り取っていたようです。
初めは毛を残している部分は丸くカットされていませんでしたが、時が経つにつれて関節の部分を丸くしてみたりと、おしゃれなカットになっていったそうです♪
トイプードルの被毛について
トイプードルの被毛はゆるやかなウェーブがかかっており、毛量が多めなので、触るとふんわりとした手触りです♪
また、トイプードルの毛はシングルコートで、換毛期がなく抜けにくいのが特徴です。
トイプードルの被毛には「カーリータイプ」と「コーテッドタイプ」の2種類があり、ウェーブのかかり方に違いがありますfa-arrow-down
カーリータイプ | クルクルとした巻きの強い毛 |
コーテッドタイプ | ふんわりとした緩めのウェーブ |
体の小さめなトイプードルは、子犬ちゃんのような柔らかい被毛の子が多いです。
トイプードルは毛量が多く、クルクルとウェーブしている毛なのでどうしても毛玉やもつれが出来やすいです。
毛玉やもつれを防ぐため、週に1回はスリッカーでブラッシングをしてあげましょう♪
そうなんです!!
頑固な毛玉はいくら毛玉取りスプレーを使ってほぐそうとしても中々ほぐれてくれません。
毛玉をほぐそうと、同じところを何度も何度もブラッシングすると、引っ張られて痛かったり時間がかかってわんちゃんが嫌な思いをしてしまい、結果的にブラッシングが嫌いになってしまう子もいます。
ですから週に1度のささっと終わるブラッシングがとても大切なんです♪
トリマーが普段やっているブラッシング法を書いてみましたので、こちらの記事を参考にブラッシングをやってみてくだいねfa-arrow-down
トイプードルってどんな性格?
トイプードルは頭が良く明るく温厚な性格です。
しつけもしやすく比較的飼育しやすいため、初めて犬を飼う方やお子様のいる家庭でも飼いやすい犬種です。
運動能力が高いので、アジリティはもちろんドッグダンスなんかも一緒に楽しめます♪
しかし少し神経質な部分があり、ご飯の好き嫌いをしてしまう子が多いように感じます。
また、トイプードルは群れで行動するタイプの猟犬をルーツに持つので、独りでいるのは比較的苦手な様子。
一人が苦手なゆえに、甘えん坊でママパパ大好き!
甘えん坊かつぬいぐるみのようなもふもふなトイプードル!
そんなトイプードルに夢中になる人が続出中です♪
トイプードルを飼った理由
トイプードルを実際に飼育している人に、トイプードルを選んだ理由について聞いてみると、以下のような理由が挙げられました。
- 『毛が抜けにくいこと』『体臭が少ないこと』を重視した
- 初心者の自分に向いていると感じた
- 可愛い!
- 育てやすいとよく聞くし見た目が1番好み
- 可愛い見た目
- 小型犬を選んでいたらだどりついた
トイプードルは様々なカットスタイルが楽しめる
トイプードルの被毛はカットによるアレンジが利くので、様々なカットスタイルを楽しむ事ができます。
カット集などの本を見ると、色んなカットがありすぎてどんな風にしようか迷ってしまうほど!
全てのカットスタイルを紹介するととんでもない量になりそうなので、務めているトリミングサロンでよく注文されている人気なカットスタイルをご紹介していきます!
輪郭と鼻先を丸くし、テディベアのようなふんわりとした見た目のカットスタイル。
一番人気のスタイルで、どんな子にも似合います♪
顔はテディベアで、もつれを防止するため、体は短かくするというカットが人気です!
顔にバリカンをかけてツルっとさせ、頭の毛と耳はをふんわりと毛を残すスタイル。
マズル(鼻先)が長めの子、毛色が白と黒の子によく似合います!
昔ながらのザ・トイプードル!という感じがします♪
頭と耳の毛をつなげてふんわりとさせ、頭の形をマッシュルームのようにするカットです。
耳の下の毛を短くすると幼い感じになり、耳の下毛を長くするとゴージャスな感じになりますよ♪
頭の毛を伸ばし、耳の毛は短くして顔の毛と繋げたまん丸なシルエットのカットです。
ビションフリーゼのようですね♪
お顔のサイドの毛を短くして、口周りをもふっとふんわりさせます♪
ピーナッツカットとも呼ばれていて、こちらも人気なカットスタイルになります。
どんな子にも似合いますが、マズルが短めの子は特によく似合います。
- カッコよくモヒカンにする
- 女の子らしくお耳を長く伸ばす
- 汚れるのを防ぐため口周りの毛は短めにする
- 足先や尻尾にポンポンを作る
- 足をブーツカットにする
などなど、飼い主さんの好みやライフスタイルによって色んなカットを楽む事ができます♪
トイプードルを飼っている人に、愛犬はどんなカットにしているか聞いてみた記事がありますので、色々なカットを見てみたい方はこちらをぜひご覧くださいfa-arrow-down
トイプードルが罹りやすい病気や疾患
犬は犬種により、それぞれなりやすい病気や疾患があります。
トイプードルは以下の病気や疾患になりやすいので、気を付けてあげましょう。
外耳炎
トイプードルは耳が垂れていることと、耳の中にも毛が生えている為、耳の中が蒸れて不衛生になりがちです。
細菌が繁殖して炎症を起こすと外耳炎になり、ベタベタした耳垢や匂いの原因になってしまいます。
月に一度は耳の中のチェックをしてみましょう。
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膝蓋骨脱臼(パテラ)
後ろ肢の膝のお皿(膝蓋骨)がずれて脱臼してしまう病気です。
フローリングを滑らないように工夫したり、あまりジャンプさせないように対策する必要があります。
足を触ると痛がる、後ろ足を不自然に上げたまま歩く、散歩を嫌がるといった症状が見られます。
場合によっては手術が必要なので、おかしいなと思ったら病院へ。
水頭症
脳脊髄液の流れが滞るなど、何らかの理由で脳が圧迫され、神経症状が出てしまう疾患です。
姿勢の異常、失明、歩行異常、グルグル同じところを歩きまわるなどの症状が現れます。
水頭症は先天性疾患で、生まれてから一歳までの間に症状が出てくるケースが多いようです。
流涙症
常に目の周辺に涙があふれている状態です。
あふれ出した涙が目頭から鼻の横にかけて被毛にこびりつくと被毛が茶色くなり、その部分の被毛が涙やけになってしまいます。
涙や目ヤニを放っておくと涙やけ以外に皮膚炎や湿疹の原因になってしまう恐れがありますので、こまめに拭いてあげたりして目元を清潔に保ちましょう。
白内障
白内障の多くは年齢によるもの、遺伝によるものですが、これ以外にもさまざまな原因があり、外傷や薬剤、糖尿病などの全身疾患に併発して起こることもあります。
原因が色々あるためどの年齢や品種にも起こる可能性がありますが、特にトイ・プードル、ヨークシャーテリア、柴、シーズー、ゴールデンレトリーバーなどの犬種が白内障にかかりやすいといわれています。
骨折
トイプードルは動くの大好きで運動が得意で、ジャンプが大好き!という子も少なくはありません。
しかし、トイプードルの足の骨は比較的細いので、着地した衝撃で骨折してしまう事もしばしば。
無理なジャンプはさせない、高いところに上らせないなど対策をしてあげましょう。
トイプードルにおすすめの専用アイテム
トイプードルを飼っている方には使ってもらいたい物や、トイプードルに向いているアイテム、専用の犬用品などをまとめてみました!
1膝や関節のための滑り止めマット
ツルツル滑るフローリングは、膝や足に負担がかかってしまいます。
トイプードルの膝はデリケートなので、床や階段にfa-arrow-downのような滑り止めマットを敷いてあげると良いでしょう。
出典:ペットの滑り防止に!【N.おくだけタイルマット40枚組】
2毛玉やもつれを防ぐためのブラシ
トイプードルは毛量が多く、ウェーブがかかっている毛なのでもつれや毛玉が出来やすいため、日々のブラッシングが必要です。
トイプードルに適しているブラシはスリッカーブラシになります。
スリッカーブラシで梳かすとふわふわになりますよ♪
トリミングサロンでも使われているおすすめのスリッカーブラシを載せておきます!
3ふんわりとした毛をつくるシャンプー
自宅でシャンプーをする場合はトイプードルのふんわりとした被毛を保ってくれるシャンプーとトリートメントを使ってみましょう!
ラファンシーズのシャンプー&リンスはハリとコシのある健康な被毛に仕上げてくれるので気に入っています。
被毛の立ち上がりや、全体のボリュームを必要とする犬種に向いているので、トリミングサロンでもよく使われています。
ふんわりとした毛に仕上げてくれるのはもちろん、被毛を丈夫にし、もつれや切れ毛を出来にくくしてくれるので、おうちシャンプーをする方はぜひ使ってみてください♪
4乾きにくい被毛には犬用のドライヤーを
トイプードルは毛量が多く、乾かすのに時間がかかります。
人間用のハンドドライヤーですと風量が弱いため、全身を乾かし終わるまでに30分ほどかかってしまう場合があります。
また、温度も高いので皮膚が赤くなってしまい、やけどのような症状が出てしまう恐れもあります。
何より時間がかかって人間もわんちゃんも暑くなってしまったり疲れてしまうので、毛量の多い犬種を乾かす際にはfa-arrow-downのような犬用のドライヤーを使う事をおすすめいたします。
5トイプードルの体を考えた専用フード
最近は犬種別に作られた専用のフードがあり、トイプードル専用フードがあります。
トイプードル専用のフードには、膝関節のサポートや皮膚や被毛の健康維持、骨や歯の健康維持をしてくれる物がありますfa-arrow-down
このベストバランストイプードル用は、動物栄養学博士と共同開発したトイプードル専用のドッグフードで、トイプードのための栄養成分がたくさん配合されています。
- ひざや関節の健康維持にためにグルコサミン・コンドロイチンを配合
- 皮膚の健康維持や綺麗な毛艶のためにオメガ6&3脂肪酸をバランスよく調整
- 骨や歯、胃腸の健康維持もサポート!
6ふりかけでトイプードルの骨や関節を丈夫に
トイプードル専用のフードを食べていれば関節や骨のケアができていると思うのですが、そうでないフードを食べていて、骨や関節をサポートしたい場合にはふりかけを使用してみましょう♪
出典:犬の肝臓・骨・関節サプリメント(みらいのヒトサジ)無添加
サメ軟骨のコラーゲン、グルコサミン、カルシウムがトイプードルの大切な関節や骨、内臓、皮膚などの健康をサポートしてくれます♪
さいごに
クルクルの毛で頭が良くて温厚で甘えん坊で運動が得意なトイプードル!
色々なカットスタイルも楽しめて、私も大好きな犬種の1つです♪
膝トラブルを抱える子が多いので、気を付けてあげたいですね。
この記事が、少しでも参考になりましたら幸いです!
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