こんにちは!
トリマーのpomuです!
今回は、トリミングサロンで使っているアイテムの中から、自宅でも使えるトリミング用品をご紹介します♪
トリミングサロンでは、シャンプーやトリミングの際に少しでも作業がやりやすいように作られた専用のトリミング道具や犬に負担がかからないように作られたもの、使い勝手の良い物、時短になるようなトリミング用品を使っています。
これらの道具で自宅での愛犬のシャンプー、トリミング、部分カットなどの作業が少しでもやりやすくなるように、また、飼い主さんと愛犬の負担を少しでも減らせたらと思ったので、この記事を書く事にしました!
その他にも
- 自宅で愛犬のトリミングをしたいけどどんな道具を使えば良いのかわからない
- 今ある道具より便利な物は?
- トリミングサロンではどんな道具を使っているのか気になる
このような方の参考になりましたら幸いです!
目次
自宅で使える!トリミングサロンで使っている道具|グルーミング編
まずはブラッシングや爪切り、耳掃除など愛犬のグルーミング(犬の体のお手入れ)で使える物を紹介していきます!
長毛犬にスリッカーブラシ
スリッカーブラシは犬の毛のブラッシングや、もつれや毛玉をほどいたり、シャンプー後のドライヤーで毛を乾かすときに使います。
長毛犬には必須のブラシで、使わない日はないくらいよく使います。
スリッカーでブラッシングすると毛並みが綺麗になる他、ふわふわの手触りになりますよ♪
日々のブラッシングは毛玉やもつれの予防になるので、長毛犬にはぜひ使ってもらいたいブラシです!
スリッカーブラシの使い方や選び方はこちらのページからfa-arrow-down
短毛犬にピンブラシ
短毛犬にスリッカーブラシを使うと皮膚に負担がかかってしまう恐れがあるため、ピンブラシを使います。
また、ヨークシャテリアなどで毛を長く伸ばしている子のブラッシングに使ったりします♪
短毛犬の抜け毛を除去するシリコンラバーブラシ
抜け毛の多い短毛犬にはスリッカーやピンブラシでは中々抜け毛が取れないので、ラバーブラシを使います。
シリコンが抜け毛を絡め取ってくれるので、体を撫でるだけで簡単に抜け毛の除去ができで便利です♪
大量の抜け毛をごっそり除去するファーミネーター
抜け毛が大量すぎてスリッカーブラシやラバーブラシでは追い付かない犬に使います。
特殊な刃が抜け毛やアンダーコートを絡め取ってくれるので、ごっそりがっつり取れます◎
換毛期の柴犬、ポメラニアン、コーギー、ボーダーコリー、猫ちゃんなどによく使われます。
犬の抜け毛対策、予防について知りたい方はこちらの記事へfa-arrow-down
取れた抜け毛を再利用したい場合はこちらの記事へfa-arrow-down
あると便利なコーム
コームは毛玉取り、目元の汚れ取り、目と鼻の間などの細かい部分の乾かしなどに使用します。
また、ハサミでカットをするときにはコームで毛を梳かしながら切る場所を決めていき、毛が均等に切れているか、長い所はないかの確認にも使われます。
カットには必須のアイテムなんだね!
毛玉取りや最後の仕上げにブラッシングスプレー
トリートメント効果のあるブラッシングスプレーもよく使われます。
毛玉の多い子には、シャンプー後の乾かしの前に体全体にスプレーをしてブラシで梳かしながらドライヤーをあてると毛玉が取りやすくなります。
また、カット後にシュっと一振りして軽くドライヤーをかけるとふんわりとした仕上がりになり、トリートメントの効果により、もつれ予防にも繋がります。
もつれが発生しやすい子や、トイプードルやビションフリーゼなどの毛量の多い犬種におすすめです♪
毛玉を予防する4つの方法についてはこちら
毛玉予防のブラッシング法についてはこちら
ギロチンタイプの爪切り
犬の爪切りには、ほとんどこちらのギロチンタイプの爪切りを使用します。
こちらは小型犬~中型犬用なので、大型犬には大型犬用の爪切りを使います。
爪が伸びて巻き爪になっている場合はギロチンタイプの爪切りが入らないため、爪をはさんで切るピコックタイプの爪切りを使用します。
爪切りの仕上げの爪やすり
爪に角が残っていると爪で体を掻いたときに傷が付いてしまったり、飼い主さんを引っ掻いたときに肌を傷を付けてしまう恐れがあるため、爪を切った後は爪やすりで切り口をなめらかに整えます。
爪切りのパッケージには爪やすりがセットになっている物が多いのですが、それだと全然角が取れない・・・。
なので、こちらのような表面に人造サファイヤ粒子がコーティングされている物がおすすめです!
犬の爪切りの安全なやり方についてはこちら
爪切りの選び方についてはこちら
犬の爪から血が出たときの止血剤
犬の爪には血管が通っているため、爪を切りすぎると血が出てしまいます。
爪切りに慣れてきて、血管の位置を把握できるようになれば血を出す事はあまりないのですが、わんちゃんが暴れてしまったり何らかのケースで切りすぎてしまった場合には止血剤を使って血を止めます。
行きつけのトリミングサロンがあれば少し分けてくれるかも!?
お耳掃除に欠かせない鉗子
犬の耳掃除には綿棒ではなく、鉗子を使用します。
耳毛を抜いたり、イヤークリーナーを浸したコットンを巻いて耳の中を綺麗に掃除したりします。
耳毛を抜くためのイヤーパウダー
耳の中に毛が大量に生えている場合は、通気性を良くするために耳の中の毛を抜く必要があります。
しかし犬の耳の中は油っぽいため、指や鉗子で毛を抜こうとすると油分で滑ってしまい毛がうまく抜けません。
そんなときにはイヤーパウダーを使うとスムーズに耳毛を抜く事ができます◎
イヤーパウダーを振りかけると軽い力で抜けるようになり、犬にかかる負担も軽減されます♪
耳の中の汚れを取るイヤークリーナー
イヤーパウダーで耳毛を抜いた後や、耳の中に汚れや耳垢がある犬にはコットンにイヤークリーナーを染み込ませてお掃除をします。
イヤークリーナーを使うと犬の耳垢特有のベタベタ汚れが取りやすくなり耳の中がスッキリ清潔になります◎
特に汚れがない場合は無理にイヤークリーナーは使わず、シャンプーの後にコットンで耳の中の水気を取っておしまいにします。
その他おすすめのイヤークリーナーについてはこちら
自宅で使える!トリミングサロンで使っている道具|シャンプー編
次はシャンプー編です!
シャンプーをするときに自宅でも使える、便利なトリミングサロン用品を紹介していきます♪
ボタン付きのシャワーヘッド
暴れてしまう犬やバスタブから出ようとしてしまう犬のシャンプーのときは、蛇口をひねったりシャワーヘッドを壁に掛けるといった動作が大変になってしまう事がありますが、手元にボタンが付いているシャワーヘッドだと犬を片手で抑えながらもう片方の手でお湯を出したり止めたりできるので、余計な動きをしなくて済み、作業がスムーズになります♪
超!楽です!笑
炭酸泉タブレットで皮膚や被毛を健康に
炭酸泉浴というオプションを自宅でやってみましょう!
炭酸泉浴とは、炭酸ガスがお湯に溶け込み、血行促進や毛穴の汚れ除去、臭いの軽減、毛並みの改善、毛をふわふわにするなどの効果が期待できる体に嬉しいオプションなんですよ♪
お店では、皮膚に炎症がある、フケが出る、ベタ付きがある、脱毛部分がある犬には積極的におすすめしています。
使っていくうちに症状が改善された犬もいれば、脱毛部分の毛がポワポワと生えてきた犬もいました♪
また、シャンプーでは取り切れない細かな毛穴の汚れも落としてくれるので洗いあがりがスッキリするのと、乾かしたあとに毛がふわふわになるので炭酸泉のオプションのリピートをするお客様が多いです。
5頭に1頭は炭酸泉浴のオプションをしていて、みんな気持ちよさそうに湯舟に浸かっています♪
自宅でシャンプーしている方はもちろん、シニア犬の簡単な入浴にもおすすめです!
シャンプーとトリートメント
トリミングサロンで使われているシャンプーはお店により様々で、個人の好みになりますが、現在私が勤めているお店で使用しているのはこちらのゾイックのファーメイクというシャンプー&トリートメントになります♪
汚れもよく落ち、仕上がりもふんわり綺麗、優しい香りで癒されます!
いつもより良いシャンプーを使ってあげたい、サロンで使っているシャンプーを試してみたい方はぜひ使ってみてください♪
ふんわりとした仕上がりにするにはブローも大切!
サロンのような仕上がりを目指したい方はこちらも要チェックfa-arrow-down
犬の体を早く乾かすタオル
早く乾かすには水分を十分にふき取るのが大切!
タオルでしっかり水分を拭き取るとドライヤーにかかる時間が短縮され、愛犬や飼い主さんにかかる負担も減ります。
なのでトリミングサロンでは、普通のタオルよりも吸水性の高いセームタオルという特殊なタオルを使う事があります。
セームタオルはちょっと特殊なツルっとしたタイプのタオルで、吸水性バツグンなのはもちろん、その場で絞って繰り返し使えるのがポイント!
サッサと拭いて絞ると、ジャ~と水が出てきます笑
長毛犬、中型犬、大型犬など、普通のタオルじゃ体の水分を拭き取り切れない!何枚もタオルを使う!という場合には特におすすめです♪
大型のペット用ドライヤー
トリミングサロンで使っているドライヤーに関してはこちらの記事に詳しく書いてありますのでぜひご覧ください♪
自宅で使える!トリミングサロンで使っている道具|カット編
さてお次はカット編!
犬のカットで使う主な道具はバリカン、ハサミ、コームになります。
ほとんどこれだけです!笑
自宅でも使える物ばかりなので、部分カットをしてみたい、全身カットをしてみたいという方は参考にしてみてください♪
トリミングテーブル
犬のカットをする際は必ずトリミングテーブルの上で行います。
高さのあるテーブルだと危ないと感じるかもしれませんが、床や低い位置ではジャンプしたり走り去る事ができてしまうので、逆に危険!
ある程度高さのあるトリミングテーブルに乗せると、ジャンプしたら危険だと犬自身が理解して大人しくしてくれます。
また、腰をかがめなくて良いのでトリミングがしやすくなります◎
犬の大きさに合わせてテーブルの高さを調節できる物だとより便利!
落下防止のリードが付いているテーブルだともしものときでも安心できます。
全身に使えるペット用バリカン
体の毛を短くする場合にはバリカンで毛を刈る事が多いです。
簡単に毛の長さを1cm以下にできるので、自宅でサマーカットにしたい場合におすすめです!
足裏などの細かい部分用の小さめバリカン
こちらは小型なので、体にバリカンをかけたいけどちょっと怖いな~という方に向いています。
私も大き目のバリカンだと怖いときがあるので、体の小さな犬の足裏バリカンや、足先をツルっと仕上げる足先バリカン(お散歩カット)、トイプードルの顔バリカンのときによく使用しています!
アタッチメントを付ければ全身用バリカンとしても使えるので、自宅で短めの全身カットやサマーカットをしたい場合はこちらで十分かもしれません♪
バリカンで足裏の毛をカットしている様子はこちらからどうぞ♪
ハサミ類
トリミングサロンでは様々なハサミを使いますが、自宅でのトリミングであると便利なハサミは以下の3点になります。
- シザー
- セニングシザー(すき鋏)
- ミニシザー
慣れないうちは切りすぎて失敗してしまう事が多い為、家庭でのカットではセニングシザーを使ってぼかしながらカットしていくのをおすすめします。
セニングシザーを使ってみて、ハサミの扱いに慣れてきたらシザーに切り替えてみると良いと思います♪
また、目元や肛門付近などの細かい部分のカットは一般的なサイズのハサミだとケガをさせてしまうのが怖いため、慣れないうちは小さめのハサミ(ミニシザー)を使うと良いですよ◎
ハサミは切れ味の良くない物を使うとジョキっ!という感覚が犬に伝わり、顔周りや足元などのカットを嫌がってしまう場合があるため、ある程度の切れ味がある物が良いと思います。
あまり安い物だと切れ味を期待できないので家庭で使うハサミであれば5000~10000円程のハサミを使うことをおすすめいたします◎
\いつでもお得!!/
さいごに
自宅でも使える、トリミングサロンで使っている道具の紹介でした!
バリカンやハサミなどは使いこなすまでには少し練習が必要ですが、慣れてくるととても楽にトリミングができるようになります!
怪我に注意しながら何度か練習をして、コツをつかみながらやってみてください♪
おうちでの愛犬のシャンプーやトリミングが少しでも楽に、そして更に楽しくできるようになりましたら嬉しいです!
わからない事などがありましたらコメント欄やTwitterのDM、メールや犬の情報館公式lineなどからお気軽にご連絡くださいね!
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