体が長くて手足が短く、鼻先が長いミニチュアダックスフンド!
とても可愛い見た目に、今でも人気な犬種ですね♪
ダックスフンドの祖先は元々他の犬種に比べて胴が長く、手足が短く、鼻先が長い犬種でしたが、とある理由から更に胴は細長く、手足は短く、鼻先は細長くなるよう改良され、今の姿になりました。
昔のダックスフンドの姿fa-arrow-down
引用元:ailovei
引用元:news.livedoor
今回は、ダックスフンドが特徴的な体つきへと改良されるルーツとなったとある動物と、ダックスフンドが作られた理由についてを書いていきます!
目次
ミニチュアダックスフンドのルーツになった動物
ダックフンドには、ルーツになった動物がいます。
この動物なしでは今のミニチュアダックスフンドは存在しなかったと言っても過言ではない動物・・・それはアナグマさん!
アナグマとはこのような動物になりますfa-arrow-down
短い手足に長い胴体、細長い鼻先。
ダックスフンドに似ている部分がありますね!
ダックスフンドが作られた目的は?
ダックスフンドの体が改良された理由は、とある目的からになります。
今のミニチュアダックフンドの祖先となった昔のダックスフンドは、アナグマ狩りの狩猟犬として人間の役に立っていました。
ダックスフンドは元々胴長短足な体つきでしたが、アナグマ狩りを更にしやすくするために胴は長く、手足は短くなるように改良されていきました。
それはアナグマの生態が関係していたのです!
ダックスフンドの役割りとアナグマ狩り
ダックスフンドが胴長短足になった由来は、アナグマの巣が関係しています。
アナグマの巣はなんと地面の下!
下に向かって穴を掘り、巣を作り、そこで生活しています。
アナグマを狩るためには、その巣穴に潜り込まなければなりません。
そこで活躍するのが短い手足と長い胴!
短い前足は下に向かって地面を掘りやすく、細長い胴体はその穴にスムーズに入り混む事ができます。
アナグマは地面の下に巣をつくるため、穴掘りしやすいように鼻先が細長く、手足が短く胴が長い体つきになっています。
ダックスフンドの祖先は元々穴掘りに適した体ではありましたが、アナグマ狩りを更に円滑にするため、手足は短く、体は長く、鼻先は細長くなるように改良されたという訳です。
そして巣に潜る事が多かったせいか、ダックスフンドは尻尾を高く上げない子が多いと言われています。
ダックスフンドの名前の由来にもアナグマが関係している
体付きがアナグマに似ているダックスフンド。
なんとダックスフンドという名前もアナグマに関係しているのです!
ドイツ語で「ダックス」とはアナグマの事で「フンド(フント)」というのは猟犬という意味です。
この二つを組み合わせてダックスフンドという名前になりました。
ダックスフンドは狩猟する動物によってサイズも改良された
現代のダックスフンドは3つのサイズに分かれています。
これは狩猟する動物の大きさに合わせてダックスフンドのサイズが改良されてきたからです。
スタンダードダックスフンド | アナグマ猟 |
ミニチュアダックスフンド | イタチやテンの狩猟 |
カニンヘンダックスフンド | うさぎ猟 |
どれも地面に穴を掘って巣を作る動物なので、ダックスフンドの体付きが狩りにとても適していたようです。
獲物の巣穴に潜り込みやすいよう、その獲物の大きさに合わせたダックスフンドが生み出されました。
カニンヘンとはドイツ語で「うさぎ」という意味です。
名前の由来が可愛いですね♪
まとめ
今のダックスフンドはこのような歴史から生まれました。
ダックスとアナグマが直接関わる姿は現代では見る機会はありませんが、体つきも名前の由来もアナグマが関係しており、両者は昔とても深い関わりがあるとう事がわかります。
また、ダックフンドは元々は猟犬なので吠える声も大きく、穴掘りをしていた名残りから筋肉質な子もいますね。
このような事からも、昔は猟犬だったという事に気づかされます。
手足が短くて胴が長いのが特徴な可愛いダックスフンド。
その可愛い特徴は祖先たちが狩りという役割りをこなし、人間の役に立ってきた印。
今はその見た目は、人間に癒しや幸せを与えるという重要な役割りをこなしてくれています。
人間に愛され、役に立っているという部分は昔も今も同じですね♪
趣旨が変わってますけれども・・・
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