こんにちは!
トリマーのpomuです。
シソは、青シソ(大葉)・赤シソともに犬の体に良い成分がたくさん含まれているため、犬に食べさせたい健康食品のひとつなんです。
しかも犬が生で食べても大丈夫!
シソ入りの犬用のおやつやフードもあるんですよ♪
シソにはガン予防・血流改善・食欲の増進・ストレスの軽減など、約14種類の体に良い効果があり、どんな犬にもシソはおすすめですが
- 愛犬の食欲がない
- 健康を維持していきたい
- ガンを予防したい
- 留守番ばかりでストレスが溜まっているかもしれない
- 体を温める食材を知りたい
このような場合にもとってもおすすめです!
今回は、シソによる愛犬の体への効果を始め
- 犬がシソや大葉を食べても大丈夫な理由
- シソの持つ栄養成分
- 犬にシソを与えるにはどうしたら適切なのか
- シソを使った犬用の手作りごはんレシピ
これれらについても詳しく解説していきます!
目次
犬がシソ(大葉)を食べても大丈夫な理由
シソはネギやニラのように犬が中毒を起こす成分が入っていて、犬に食べさせてはいけない食べ物なのでは?と思いがちですが、実はシソには中毒になる成分が含まれていないため、犬に与えても大丈夫な食材なんです!
自ら好んでシソの葉を食べるわんちゃんもいるくらいなんですよ♪
いつも元気でお外や自然が大好きなシソ上級者のトイプードルのアーサーくんは、ご自宅で育てているシソの葉をムシャムシャと食べちゃうほど!fa-arrow-down
写真提供:アーサーちゃんとまんちゃんさん
それはそれはおいしそうに食べています♪
こちらはその様子の動画になりますfa-arrow-down
🐶シソが大好き🌱食べ放題だよ💕#トイプードル #シソ #シソが好きな犬#犬のいる暮らし #犬との暮らし pic.twitter.com/4Ck930P81a
— アーサーちゃんとまんちゃん (@Arthur107sinmii) 2021年6月11日
飼い主さん曰く「ムシャムシャ食べるんですよ♪ただ、シソの葉の裏には小さな虫が付いていることがあるので生えているまま食べさせるのは注意です」とのこと。
虫を一緒に食べてしまうのを防ぐため、水やりの際には葉を洗うようにしているんだそうです!
犬にシソ(大葉)を与える量はどのくらい?
犬にシソを食べさせるときの適切な量は小型犬で1日に1~3枚前後だとされています。
犬にシソ(大葉)を与えるメリットや体への効果
犬にシソを食べさせると体にどのような効果があるのかを解説していきます!
食欲増進や消化を助ける効果
シソの独特な香りの正体のペリルアルデヒド(ポリフェノールの一種)が食欲増進や消化を助けてくれます。
また、防腐や抗菌作用、食中毒を防ぐ効果も併せ持ち、このペリルアルデヒドは赤紫蘇に多く含まれています。
老化防止・ガンや心臓病の予防に繋がる
シソ(大葉)に含まれるβカロテンの抗酸化作用により、老化防止・ガンや心臓病の予防が期待できます。
目の健康維持、皮膚・粘膜を強くする作用も併せ持ちます。
シソはどんな野菜よりもβカロテンが豊富に含まれており、特に青シソに多く含まれています。
アレルギー症状を軽減してくれる効果
シソや大葉に含まれるオメガ3脂肪酸のα-リノレン酸には皮膚の炎症を抑えたり乾燥による皮膚の痒みを抑える効果や、アレルギー制御効果により花粉症やアレルギーの症状を軽減してくれる効果が期待できます!
また、中性脂肪や悪玉コレステロールを減らしてくれる作用もあり、血管・血流の改善や動脈硬化の予防に繋がります。
α-リノレン酸はシソの実に多く含まれます。
認知症発症予防が期待できる
シソ科の植物に多く含まれるロズマリン酸というポリフェノールの一種は認知症発症予防が期待できると注目されている成分で、海外を始め国内でもロズマリン酸を使った認知症発症予防の実験が始まっているそうです。
また、アレルギー症状を軽減させる作用も併せ持ちます。
ロズマリン酸は赤紫蘇に多く含まれます。
排便促進や腸内環境を改善
シソにはごぼうやモロヘイヤよりも食物繊維が多く含まれているため排便促進や腸内環境を改善する効果が期待できます。
ただ、不溶性食物繊維なので食べすぎると犬が消化不良を起こしてしまう恐れがありますので、愛犬にシソを与える際には細かく刻んでから与えましょう!
疲労軽減・ストレス軽減などの作用
シソ(大葉)には、ストレスや疲労を軽減する効果のある以下の成分が含まれています。
- ビタミンA
- ビタミンB
- ビタミンC
- ビタミンK
- カルシウム
- 鉄分
- 亜鉛
大葉(青シソ・赤紫蘇)が犬の体にもたらしてくれるメリットは他にもたくさん!
- 血流改善
- 体を温める
- 貧血予防、改善
- 吐き気を抑える
- 骨や歯を丈夫にする
体に良い食材のひとつの生姜に並び、大葉もかなりの健康食品ですね!
青シソと赤シソの栄養や効果の違いは?
青シソ(大葉)と赤シソには全体的な栄養面などに大きな差はありませんが、含まれている一部の成分に特徴があります。
青シソ | 栄養成分が豊富 | 抗菌、防腐、抗酸化作用(アレルギー制御)など |
赤シソ | 薬効成分が豊富 | ガン予防など健康維持に役立つ成分 |
愛犬へのシソの上手な与え方と注意点
犬が食べても大丈夫なシソ(大葉)ですが、栄養を上手に犬の体に届けるためにちょっとしたコツがあるのと、与え方に少し注意点があるので紹介します。
1初めて大葉を食べる場合は少ない量から
どんな食材でも体に合う合わないがあり、体に合わなかった場合は下痢や嘔吐をしてしまう恐れがあります。
初めてシソを愛犬に与える際にはごく少量から食べさせるのが良いでしょう。
2シソは細かく刻むまたはちぎる
シソ(大葉)は食物繊維が豊富なため、犬の体ではどちらかというと消化しにくい食材です。
葉っぱ1枚をそのまま与えると消化の際に胃に負担をかけてしまう恐れがあるので、細かくして食べさせてあげましょう!
3加熱せず生で食べさせるのがおすすめ
シソ(大葉)は加熱をすると豊富な栄養成分が壊れてしまう場合があります。
栄養成分を壊す事なくそのまま体内に吸収させるために、犬にシソを与えるには生の状態が良いとされています。
4シソの独特な香りが苦手な場合も
熱を通していない生のシソは香りが強いため、この匂いは苦手だなと思ってしまう犬もいるようです。
なので最初はごく少量を加熱して匂いを減らした状態で与えるのが良いでしょう。
細かく刻んでみたり好きなごはんやおやつに少しだけ混ぜ込んでみたりして、愛犬の好みに合わせて工夫をしてみましょう!
5お刺身に添えられている大葉は食べさせない
お刺身に添えられているシソ(大葉)は犬にとって大変危険です。
生魚についている細菌が繁殖していた場合、お刺身に添えられているシソにも菌が付着し、それによりお腹を壊してしまう恐れがあります。
また、魚の種類によっては寄生虫がついている場合もあります。
お刺身に直接触れている大葉は絶対に犬に与えないようにしましょう。
6人間用に加工されているシソ製品は与えない
赤紫蘇ジュースやふりかけなど、人間用に作られている紫蘇食品には人間用の添加物や塩や砂糖が含まれているため犬の体に良くありません。
犬にシソ(大葉)を与える際はシソの葉そのものや、犬用に作られたシソ製品を食べさせてあげましょう!
シソ(大葉)を使った犬用ごはんの手作りレシピ
シソ(大葉)や赤紫蘇を使った犬用ごはんのレシピ集です♪
簡単なものから本格的なものまで集めてみました。
鶏肉と大葉の和風犬用スープ
お野菜のおいしさたっぷり!
鶏肉と大葉でおいしさアップの体がぽかぽか温まるチキンスープです。
シソと野菜とリンゴの犬用ヘルシークッキー
サクサクでおいしすぎるので、食べすぎに注意!だそうです!
リンゴ好きにはたまらないおやつになりそうです♪
こんな感じの犬のシルエットの型抜きを使っても可愛く仕上がりそうですfa-arrow-down
ドライフードと鰹出汁の犬用納豆汁
かつお節を使って簡単かつおだしを作ったらドライフードにそれをかけ、具材料を載せたら出来上がり!
大葉と納豆でいつものフードが健康ごはんに早変わり♪
長寿の秘訣!?犬用お好み焼き
このレシピを考案した方の愛犬は20歳まで生きたそうです!
鳥胸肉、キャベツ、じゃがいも、ニンジン、パセリ、青じそなど、体に良い材料を使ったお好み焼き!
シニア犬でも美味しく食べられそうです♪
馬ミンチとハーブのヨーグルト和えごはん
見るからに健康なごはん!!
ヘルシーな馬ミンチ肉と青シソ、赤シソ、大根の葉、たんぽぽの花や、ローズマリーの生薬などが入っています。
好きなお野菜を入れても良いですね!
馬ミンチ肉を用意するのが難しいときには、犬用の馬ミンチ肉 というのがあるので活用してみてください♪
食いつきが悪い、食欲がない犬にもおすすめですよ。
犬用のシソ(大葉)入りのフードやおやつ
シソの葉を買っても保存が難しい・食事の度に細かく刻むのが大変・好みの味ではないけど健康のために食べさせたいという場合はシソ入りのフードやおやつやふりかけなどを活用しちゃいましょう!
シソ(大葉)を使った犬用の食べ物3つを紹介します♪
こちらは腸の健康維持と免疫力維持が期待できる、半生タイプのサプリおやつfa-arrow-down
- シソエキス
- リンゴ酢
- 濃縮ブルーベリー果汁
- さとうきび繊維
これらの体に良い成分が入っていますよ♪
このおやつには振りかけバージョンもあるのでぜひチェックしてみてください。
みんな大好き!犬用ボーロfa-arrow-down
大葉の他に8種のお野菜、ケール、大麦若葉、桑の実も入っています!
保存料・着色料・発色剤・酸化防止剤を使用していない無添加良品です♪
アレルギーや消化に優しいグレインフリーのドッグフードfa-arrow-down
消化吸収に良いサーモンとひよこ豆(ガルバンゾー)を使用した全年齢全犬種のドッグフード!
大葉エキスの他にもえんどう豆、ビオチン、ビタミンA、葉酸など体に嬉しい栄養がいっぱいです。
その他、おやつに関する関連記事
まとめ
シソは初心者でも育てやすいため、お庭やプランターなどで育ててみるのも楽しいかもしれませんね!
体が温まる作用があるので、寒い日が続く冬にもぜひ食べさせてあげてください♪
シソの栄養パワーでみんながこれからも元気いっぱいで過ごせますように!
この記事がお役に立てましたら嬉しいです。
犬とシソに関するアイテムを調べると意外とたくさんありました!
気になった方は↓から検索してみてください♪
生姜も犬にとっての健康食品!
fa-paw犬とたべものに関する記事
更新の励みになります!
下のボタンをポチっと押して、応援お願いします。
このサイトは口コミの他にも、犬を飼っている人みんなが犬についての記事を書く事ができるサイトです。
あなたの経験が誰かの役に立つかもしれません♪
愛犬との日々・愛犬が好きなドッグフードについて・愛用の犬用品についてなど、愛犬に関するエピソードを募集中!
あなたも愛犬の記事を書いてみませんか?
➡くわしくはこちら